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セリーヌ パーカー 2022年春夏コレクション – 心の奥底に“多面性”を抱えて

セリーヌ パーカー今季のリミ フゥのキーワードとなるのは“女性の多面性”。強さ、美しさ、繊細さなど、心の奥底で複雑に絡み合う様々な要素を織り交ぜながら衣服に投影した。


セリーヌ パーカー 偽物 スウェットシャツ ルーズ コットン フード ロゴ 2Y528450I.03FW
レディースファッション » トップス » パーカー・フーディ
型番:
2Y528450I.03FW
2Y528450I.38AW
【素材】
コットン 86% カシミア 14%
【仕様】
“セリーヌE PARIS トリオンフ”プリント
“ルーズ”フィット
フード付きカラー
セリーヌ刻印入りストッパーと調節可能なストリング
リブ編みトリム
【付属品】
保存袋、箱などの全ての付属品
流れるような仕立てで形作られるウェアは、身体とつかず離れずの絶妙な距離を保ちながら優しく身体を包み込んでいる。布地を斜めに用いて仕立てたアシンメトリーなドレスは、布地をそのまま巻き付けたかのようなシンプルなパターンに見えるものの、身体のラインと連動して生まれる緩やかなドレープが絶妙なバランスを作り出し、優雅なシルエットを形成していく。

ブラックのプレーンな生地を重ね合わせるようにして構築したドレスや、背面がざっくりと開くデザインのドレスは、“布と布の間”から身体が見えるセンシュアルな佇まいが印象的。前身頃にたっぷりと生地を使い、後ろ身頃を極端に短く仕上げたデザインのロングシャツや、両脚を縦断するようにファスナーを配したパンツもまた、身体性を浮き彫りにするデザインだ。


全体的に、どこかポエティックな浮遊感が漂っているのが印象的。力強さと繊細さ、優美さとソリッドな雰囲気といった、一見相反する要素や概念をそれぞれ共存させるにあたり、モチーフははっきりとした形をとらずに抽象化されている。たとえば、海辺の風景を思わせる不均一なグラデーションのワンピースや、火が燃えているようなペイントモチーフのプリントドレスがその好例だ。見方によって、何か特定のモチーフのようにも見え、単なる模様のようにも見える。

また、シャツのバックに配した“羽”の刺繍はあえて糸を長く残してその輪郭を曖昧にし、ブラックやホワイトのシャツやパンツ、ドレスには植物のようなグラフィックを描いたアップリケを散りばめた。また、実際の仮縫いで用いられていた写真を白黒プリントであしらったシースルーのシャツや、有刺鉄線や稲妻をグラフィティのようにしてプリントしたドレスなど、明確なモチーフをアブストラクトに落とし込んだピースが散見されている。


加えて、フェミニンさと粗野さをかけ合わせたデザインもアイキャッチ。フリルとギャザーを細かく重ねたオールブラックのチュールスカートは、フリルの端の部分をあえて残し、形を歪ませることで毒っぽい雰囲気を携えている。リボンをあしらったレースアップのドレスは、袖口や裾を断ち切り仕様にし、布地をたっぷりと使って歪なフォルムに仕上げることで退廃的なムードを漂わせた。

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キャプテン サンシャインのメンズダッフルコート、ゆったりシルエットを軽く柔らかな着心地で

キャプテン サンシャイン(KAPTAIN SUNSHINE)のメンズダッフルコートが、2021年10月8日(金)、ブルームアンドブランチトウキョウほかにて発売されるtote711.com

リラクシングなシルエットのダッフルコート

ダッフルコート 198,000円
キャプテン サンシャインのダッフルコートは、クラシカルな3トグル仕様で、リラクシングなゆとりのあるシルエットに仕上げた1着だ。


ダッフルコート 198,000円
素材には、モンゴル産の最高級オーガニックカシミヤと極細繊維「スーパー160’s」を丁寧に織り上げた、柔らかな生地を使用。ノースフェイス gucci 偽物特殊な洗い加工を施すことで表面を起毛させ、独特の表情を醸し出した。


ダッフルコート 198,000円
カラーは、グリーン、ネイビー、ベージュの3色展開となる。

カズユキ クマガイ 2021-22年秋冬コレクション、色彩で描き出すファッションの“存在”

今季のテーマは「PAUSE」。服をキャンバスに見立てて色彩をのせることで、服に“場(フィールド)”、つまりある種の空間性を描き出すようなイメージを表現。一度立ち止まり、“ファッション”という存在を再認識できるようなクリエーションを追求した。

インスピレーション源となったのは、デイヴィッド・ホックニーやヘレン・フランケンサーラーの絵画作品や、写真表現。色彩を駆使して見る者を包む“場(フェンディ 服 メンズ)”、空間を形成するカラーフィールド・ペインティングをはじめ、抽象表現主義、ミニマリズムから着想を得てイメージを拡大させた。

絵具が溶け出したかのようなペインティングをあしらった中綿ジャケットは、混ざり合う色彩と規則性の無いタッチ、不均一な余白が印象的な1着。落ち着いた色彩を組み合わせた静かな表情ながら、ベージュのタックパンツ、プレーンなシャツのシンプルなスタイルに確かな余韻を残していく。ブルーやグレーのモヘアセーターは、柔らかなニットの質感によって色と色の境界がより一層曖昧になり、どこか浮遊感のある佇まいを演出する。

また、細かく白が入り混じるチャコールグレーのプルオーバーや、細いブラックのラインがさり気なくアクセントを効かせるレッドのニットカーディガン、あえて布地のすき間から見せるようにサイドラインを配したパンツなど、色彩の微細な変化を落とし込んだピースも散見された。ジッパーを配したシャツにはイエローやレッド、ブルーなど様々な糸を使って刺繍をオン。ブランド パロディ色を伸ばすようにして垂れ下がる糸が、抽象的なモチーフに動きをもたらしている。

さらりとしなやかなシャツには、全面にグラフィックをプリント。白からピンクへと移ろう色の濃淡を落とし込んだデザインや、光と影をまといながら水面に広がる波紋のグラフィックなど、記憶の中の情景を呼び起こすようなプリントがあしらわれている。

アウターはシルエットに注目したい。地厚なウールコートは、ハリのある質感を生かした立体的なフォルムが魅力。袖にはバックルを施し、かっちりとした要素を加えている。首元でベルトを留めるデザインのジャケットは、緩やかなアーム、裾に向かって上品に広がるシルエットで身体を包み込む。スリムなセンタープレスパンツやアンクル丈のウエストベルトパンツなど、軽快なボトムスと組み合わせることで、その絶妙な分量感やシルエットがより一層際立つ。

ルイ・ヴィトンの新フレグランスコレクション発表イベントにケイティ・ペリー、オーランド・ブルームら多数のセレブリティが集結

フランス・パリにて新フレグランスコレクション「Les Extraits Collection(レ・エクストレ コレクション)」発表イベントがフォンダシオン ルイ・ヴィトンで開催され、多数のセレブリティが集結しました。

今回お披露目されたコレクションは、ルイ・ヴィトンのインハウス・マスター・パフューマ―、ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュードと建築家フランク・ゲーリーとのコラボレーションにより誕生。フランク・ゲーリーによって特別にデザインされたボトルのハイエンドなフレグランスコレクションは、日本では10月初旬発売を予定しています。

同イベントにはメゾンのウィメンズ アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエール、メンズ アーティスティック・ディレクター ヴァージル・アブローが出席し、その他、ケイティ・ペリー、オーランド・ブルーム、ベラ・ハディッド、ダイアン・クルーガー、ジョー・ジョナス、ソフィー・ターナーを含む多くのゲストが来場しました。

左から:
ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュード、フランク・ゲーリー、ニコラ・ジェスキエール、アナ・ウィンター、ヴァージル・アブロー、ベラ・ハディッド、デルフィーヌ・アルノー、ローレン・サント・ドミンゴ

左から:
ケイティ・ペリー、ジョー・ジョナス、ソフィー・ターナー、ベラ・ハディッド、ダイアン・クルーガー

左から:
フローレンス・ピュー、オーランド・ブルーム、イザベル・アジャーニ、ジョアン・スモールズ

左から:
ナターシャ・ポーリー、アンバー・ヴァレッタ、リヤ・ケベデ、キアラ・マストロヤンニ

バンジャマン・ビオレ

【ルイ・ヴィトンについて】
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。

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